つい先日、悪魔に囁かれて、1/32のスロットカーを3台ばかり購入しました。決算のバーゲンセールだったので、まあ4割ほどは引いてもらいましたけど。いずれもF1です。それもポリカーというブランドの、比較的走りの悪いもの。何故それにしたかというと、一つはJPSのロータス72と、ゴールドリーフのロータス72.。ドライバーはエマーソン・フィッティパルディにヨッヘン・リント。そしてもう一台はマーチ701で、こちらはクリス・エイモンと、どれも好きなドライバーに好きなマシンだったからという理由もありますが、もう一つの大きな理由が拘りのメカニズムです。
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1/32F1は基本的に車体幅が細いために、インラインと呼ばれる、モーターとドライブシャフトが直角にレイアウトされるものが採用されています。しかし、その場合、ギアボックスを再現しようとすると、どうしてもそのギアボックスが大型化してしまうのです。そこでポリカーが考えたのが↑と⇓のレイアウト。下はメカニズムの拡大写真です。
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モーターから一旦クラウンギアに引き継がれたパワーは、その横に張り付いたスパーギアに伝達され、さらに最後のスパーギアに組み合わされます。ご覧になってわかると思いますが、ドライブシャフト側の両端に付くメタルは、クラウンギアの付くシャフトのメタルより、ほんの少しだけ幅が狭くなっていることがわかると思います。シャシーを裏から見るとこんな感じ。↓
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ドライブシャフトの下側が少しだけ細く、そのままギアボックスに行っていることがわかると思いますが、モーターの幅でそのままギアボックスまで行くと、ギアボックスが不細工になることがわかりますよね。おかげでリアはホントに精密でカッコいい↓
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ボディサイドも見事に再現されています。
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ただし、アップライトとサスペンション、それにエクゾーストパイプの間を通るドライブシャフトをバラすのは至難の業。何しろ直径1ミリにも満たないほど細いプラスチック製で、ちょっと曲げたらすぐにポキッと行きそう。バラしたはいいけど、組めるのか?俺。・・・・・
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良かった、ちゃんと組めました。