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ルノーが大好き

モータージャーナリストが面と向かってあるメーカーを好きと言っちゃうとちょっと問題があると思いますが、まあ、誰だって好き嫌いはあると思いますからこの際告白しちゃいますが、ルノーというメーカーが大好きです。このメーカー、時としてとても突飛なことをやってくれますよね。僕の場合古くは4CVというクルマが大好きでした。日本では日野ルノーとして有名だったクルマです。その後、アルピーヌA110なんていうスポーツカーが登場。このクルマはアルピーヌであってルノーじゃないという人もいるでしょうが、大きなくくりの中ではルノーです。ほぼ同時期にあったゴルディーニR8なんていうクルマも好きでした。


しかし、その後はまあ鳴かず飛ばず。ごく近年ではアバンタイムとかメガーヌ。初代メガーヌはどうっていうことありませんでしたが、2代目は秀逸なデザインで心を鷲掴みにされました。あと、クリオ・ウィリアムズなんていうやつもあって、こいつのハンドリングはまさに目から鱗がポロポロ。走りはドイツ車なんて思っているあなた。いえいえ、ルノーのハンドリングに目覚めちゃうと、なかなか抜け出せませんぞ。


そんなルノーが僕の心をがっちり掴んで離さなくした年があります。それは1996年でした。場所はジュネーブ。この時のルノーブースは今でも忘れない、史上最強、最高の展示だったと思います。その前年に制作されたエスパスF1、このショーにコンセプトとして登場したルノーフィフティー、そしてその後生産化されたスポールスピダーが一堂に会したのです。もう最高!


万一知らない人がいたら悪いので、一応解説。エスパスf1はこれ↓


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なんと、ミニバンのエスパスに本物のF1用3.5㍑V10を積んじゃったんです。ちゃんと走ります。すごい走りです。


フィフティーは僕の好きだった4CVを現代風にアレンジしたコンセプトカーです↓


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籐のインテリアなんて(ドア)素敵でしょ?


そして最後のスピダーは専用シャシーにメガーヌ用の直4エンジンを積んだオープン2シーターで、こいつは市販されました。初期型なんて、ウィンドスクリーンすらない潔さ。↓


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まあ見事なほどのシンプルさでさすがに車重も1トンを切っていますから、走りも抜群。でも、雨が降ったらハイおしまい。勿論ソフトトップすら付いていませんから。


結局えすぱすF1もフィフティーも市販化はされていません。でもそんな人の心をワシ掴みにするようなクルマをクリエイトするルノーというメーカーが好きです。またやって欲しいなぁ・・・こんなお遊び。


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