久々にこのシリーズの復活。
今回はマセラティ・ギブリです。マセラティファンには申し訳ないのですが、この当時V12
じゃないとホンモノのスーパーカーではない…的な風潮が社内にあって、マセラティの人気はイマ一つでした。理由はエンジンがV8だから。しかしそんなものは理由にならず、このクルマは見ていてとても素晴らしいクルマでした。↓
写真のモデルは後期型で4.9㍑になった当時のものです。因みにこれ、全くの新車。そしてこの新車のギブリをドライブできたのですから、まあ幸運この上ないというところでしょう。実は4.7㍑にも乗ったことがあるのですがそちらは中古でした。
カリーナは別にして当時僕のいた会社には常にご覧のようなモデルがうじゃうじゃ。ぜぇ~んぶ乗ったのですから、まあラッキー。特に新車は今改めてクラシックとして乗るギブリとは別物です。ほぼ全開にしちゃったりもしましたし…
記憶ではこのクルマは名古屋のレーシングカーショーに出品した(当時)モデルそのものです。実はV12に比べたらはるかに扱いやすく、ドライブも楽だったこと。フェラーリの持つ繊細さに対してマセラティは豪快で無骨な印象があったことを記憶します。
デザインはさすがにジゥジアーロ。非常に美しいモデルでした。正直言って、当時の365系のフェラーリのサウンド(ダウンドラフトモデル)は決して良いとは思えません。特にランボルギーニと比較した時は??な感じでした。ただしサイドドラフトの365は別です。その話はまた後日。