ロータリーエンジン復活のニュースが喧しく叫ばれています。3年前の東京モーターショーでもロータリーエンジンを搭載したスポーツカーが、コンセプトとして登場しました。でも、ロータリーエンジンの燃費の悪さに関して解決されたわけではなく、それを動力源として市販するのは、かなりハードルが高いということもも言われました。僕が初めてロータリーに接したのは、我が家でサバンナRX3GTを購入した時でした。非常に回転がスムーズで、滑らかに走るのですが、とにかく音が・・・何と言うか、好みでなかったことは確かです。そんなロータリー、しかしレースでは速かったですねぇ。ここに1枚写真が出てきました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
これは1972年の日本グランプリTSレースの終了直後。当時は富士を逆回りしていたんですね。右が優勝の片山選手が乗るサバンナ、続いて武智選手のカペラ、そして左は従野選手のサバンナで、スカイラインGTRを蹴散らして堂々の1-2-3フィニッシュです。
果たしてロータリーは本当に復活するのか?web上でも復活する話が書かれていて、1000万円以上の高価な高性能スポーツカーになるとか言われています。だといいんですけど、より現実的なレンジエクステンダーのエンジンとして黒子でもいいから復活して欲しいとも思います。音は嫌いでしたが、91年にルマンで聞いた4ローターの787のエンジンサウンドは官能的で、あれなら許す!どころか、あれは最高!でした。ロータリー、復活して欲しいと思います。