モータージャーナリストを志し、仕事が安定し始めたのは80年代の半ばごろ。その頃から海外試乗会に呼ばれるようになりました。以来20年ほど、ほぼ毎月のように海外に行かせてもらったのは僕の大きな財産です。当時はまだ若造でしたから、海外に行くと同行の方々は皆さん大先輩ばかり。こんな感じで↓
左から徳大寺有恒さん、橋本弘さん、そして一人置いて渡辺靖彰さん。徳大寺さんは言わずと知れたモータージャーナリストの大家。橋本弘さんはチェッカーモータースポーツクラブ(後のブレインズモータースポーツクラブ）の設立者。そして渡辺靖彰さんはモータープランニングの設立者であり、週間ザ・モーターの編集長だった方。いわゆる一つの大物ばかり。そんな中に入って委縮しない若造はいません。今見てもビビりますもん。でもこのお三方、いずれも大変お世話になりました。徳大寺さんは初めての海外試乗会のパートナー。橋本さんはチェッカーモータースポーツ時代、あれやこれやとレースのアドバイスを頂き、ミニでレースをやるきっかけを作ってくれた方。そして渡辺さんは雑誌タルガの創刊から原稿を書かせてくれた方です。皆さん、お世話になりました。