モデルスピードライフ誌を知っている人は、相当なお歳&スロットカーにのめり込んだ人。1965年から僅か3~4年ほど出版された、スロットカーの専門誌です。つい先ごろ、FB友達の館長から頂きました。
超懐かしいです。一番手前は最晩年の頃のスピードライフ誌。と言ってもすでに雑誌の体はなしておらず、とじ込みだったとY本さんから伺いました。そして一番奥が3号目のもの。とにかくその爆発的な人気は、毎月出されていたこの本の最後の方に、新しいサーキット紹介というページがあるのですが、ご覧の通り
実家の近所の自由が丘には何とひと月に2カ所もサーキットが出来るほど。
レースもモデルスピードライフ誌主催のマンスリーレースが行われるなど盛況で、こんなところでもレースが開催されていました。↓
三越本店ですよ!ホント当時はメジャーだったんです。
この頃グイグイ出てきたタミヤ模型。しかし、消せない過去もあります。
はい、これ、ローラT70のスロットカーですが、何とLORA!綴りぐらいちゃんと調べろよ!って思いました。因みにこのモデル、買いました。創刊3号目のスピードライフ誌は
本文56P、広告を含めると60P越え。それが37号目になると、寂しいことに
たったの14Pです。要するに人気が超下降線を辿り、メーカーも手を引き、誌面に載せるネタがなくなったということで、この頃はスロットカーだけでなく、ただの模型作りまで誌面を飾っています。
というわけで、スロットカーは60年代をまさに疾風のごとく過ぎ去ったブームだったということです。ところがそのブーム、火は完全に消えることなく今も続いていて、60年代に嵌ったいいオヤジたちが、またぞろ復活。まるでゾンビですが、とにかくスロットカーの火は消えてはいないということです。