ミニカーの話です。ほぼ1年ぶりくらいでミニカーを買いました。それも1年前に取り置きをしておいてもらったもの。1/43の精巧なレジンで作られたミニカーを得意とする、スパークさんのポルシェ911 2.5Sです。1年前にこれに出会った時、これ、何かの間違い?って思わず聞いちゃいました。だって、見る限りそれは普通のポルシェ911S 2.4に見えたからです。
ところが。「いえ、実在したモデルらしいですよ」とスパークの小林さんに言われ、調べてみると、ありました。911でレースをしたいユーザー向けに作られたもので、2.4Sをベースに軽量化したモデル。
前後のフェンダーもワイド化されてます。排気量は2466ccで、1972年のルマン24時間で総合13位に入り、クラス優勝を遂げています。
レジンボディの良いところは多分ですが、キャストモデルよりも繊細に作れるところじゃないかと思います。
↑こんなところもかなり忠実に再現。
インテリアだってご覧の通りです。
リアのエンジンカウルに911Rの文字があるのはご愛敬。かな?
ものの本によれば、全部で24台作られたとあるのですが、ルマンで勝ったマシンに乗り、ポルシェ本の大家としても知られるユルゲン・バースの本によれば、2466ccモデルのシャシーナンバーは9112300041~047。つまり7台なんですけどね。