NAから間を置いてしまいましたが、NBロードスターに乗った感想です。
NAのヒドゥンヘッドライトも良いですが、目はやっぱりこうしてパッチリの方がいいかな?って改めて思いました。やはり時系列で乗ってみるとその進化が明確にわかりますね。例えばソフトトップ。これはリアウィンドーがガラスになったので、わざわざジッパーでビニールウィンドーを外してからソフトトップをしまう必要が無くなったので、すごく便利。気分が向いたら開けようってすぐに思います。トップの形状は全くNAと同じだそうで、ということはNAにNBのトップをつけることが可能だということみたいです。
エンジンは1.6㍑もありますが、コイツは1.8㍑。パフォーマンス的には大きく向上していて、だいぶゆとりがあって気分良く走れます。一方で、気分良くなかったのはトランスミッション。6速化されたことは歓迎ですが、シフトゲートが微妙にずれていて例えば3速から4速へのシフトなどは真っすぐ下に降ろせばよいというわけにはいかないんです。特に5速と6速の位置が不明瞭で、ダウンシフトがしずらいことこの上なし。まあ、慣れもあるでしょうけど、レースのような素早いシフトが求められる時は不利ですね。
上の写真、こう見るとバランスいいですよね。でもタイヤサイズは何と15インチですよ。ちっちゃい。如何に現代のクルマのタイヤがデカいかわかりますね。
ステアリングホイールはナルディですけど、革巻き。ウッドの方が雰囲気有りました。あと、この世代からエアバッグが付いてます。それもあっての変化でしょうね。ダッシュボードはNAよりも立体的になりましたけど、何となくそっけない感じ。サイドブレーキの位置からして、輸出メインだったことがわかります。
エンジンルーム。タワーバーが付いていますが、標準だったかは忘れました。このNBと初代のNAまでが、ロードスターとして気分良いオープンカーでした。NCになるとこれが大変わりします。その件に関しては次のNCで。