5月初めからマツダ・ロードスターの広報車をお借りして乗っています。と言っても最新のNDロードスターではありません。古い初期型のNAに始まって、今NCに乗っています。
そもそも、これら歴代モデルの広報車を今も貸出可能な状態にしているマツダに敬意を払うと同時に、デビューからかれこれ28年もたとうというNAロードスターに今乗ると、どんな感じなのか改めてお伝えしたいと思います。
実はこれがデビューした時、すぐにオーダーしました。その後、筑波で行われた4時間メディア対抗レースにも何度か出場しました。このレースは今もやっていますが・・・(僕は出てないけど)。
当時は和製エランなどと持ち上げられたものです。
で、今乗るとどうか。流石に新車みたいなわけではなく、試乗車はこのクルマの開発主査だった平井さんがマツダに寄贈したものだそうで、すでに93000kmほどを走破したモデルです。だから、はっきり言っておじいちゃん。結構ガラス細工っぽくって、あまり飛ばす気にはなれませんでした。そもそも、あらゆる手に触れるパーツがか細い。ステアリング、ドアアシストグリップ、ウィンカーレバー等々。でもみんな手に馴染むんですよね。
こうしてみるとNARDIのステアリングリムは太そうに見えますが、はっきり言って細いです。それにエアバッグが付いてません。必然的にステアリングマスは小っちゃくなって、ついている奴と比べると動きはいいはずですけど、差は感じませんでした。
この時代はマツダではなく、チャンネル名がそのまま反映されたユーノス。
フロイントエンブレムだって、こうです↓
1.6㍑のエンジンはご覧の通り↓
現代のようにカバーが掛けられて何にも見えないよりもメカニカルな感じがしていいです。パフォーマンスだって、それなりで十分でした。トランスミッションは5速マニュアル。クリック感よく、実にスムーズでシフト操作が楽しくなる代物。全体的に緩~い感じのボディは乗り心地だってソフトで、今これでワインディングを攻めいようという気にはなれませんでしたけど、春の日を浴びてオープンエアモータリングを愉しむには絶好です。結局、オープンカーって、高速飛ばしても何にも楽しくなくて、適度なスピードでワインディングを走るのが最高だって、改めて思いました。
でも、ジッパーを開いてリアのウィンドーを畳んでからオープンにしなくてはならないし、ラッチはふたつあるし、特にジッパーの作業は面倒です。
30年弱経過しているスタイリングは全然今も通用します。マツダはこのクルマの再生プロジェクトを開始し、古いNAを持っているユーザーに向けてパーツの供給などをする準備を整えているそうです。でも、10年以上経過したクルマの税金は高くなるし、ニッポンっておかしい。