昨日は茹だるうような酷暑の中、ちゃんとスーツを着て仕事に行きました。暑いのなんの・・・。乗っていったクルマがこれ。
1965年式、メルセデスベンツ300SELです。
これ、聞く所によるとかなり珍しい車のようです。というのも、この年、後継車となるW108がデビューした関係で1965年式のW112はほとんど作られておらず、当時、ウェスタン自動車で正規輸入された車もほとんどないからです。もちろんこれ、正規輸入車で、エンジンルーム内にウェスタン自動車のプレートが貼られています。
エンジン左側にプレートが見えるます。
内装は別な日に撮った写真ですが、そのウッドパネルは当時のイギリス車がよく使った、ウォールナットではなく、明るい色調の材質。実に綺麗です。
今見ても堂々としてベンツらしい趣。
ぶったまげるのは、僕の知人、この車を日常的に乗り回しており、気温33度の昨日も、エアコン・・・じゃなかったクーラーをギンギンに効かせて、何らトラブルもなく東京の町を快調に走りました。クラシックカーも使い倒してやるといいかもしれませんね。